【初めてのソラナ】仮想通貨SOLとは?|特徴と将来性をスッキリ解説
取引スピードの速さと手数料の安さから今注目のソラナ(Solana)。この記事ではその特徴と将来性をスッキリ解説します。
Solanaとは?
項目 | 内容 |
---|---|
仮想通貨名(ティッカー) | Solana ソラナ(SOL) |
主な用途 | スマートコントラクト |
発行開始 | 2020年 |
上限発行 | 4億8,900万枚 |
Solanaとは、2020年に発行された歴史が浅いブロックチェーンプラットフォーム。そこで使われる通貨がSOLです。
取引速度が速く手数料も安いので、イーサリアムを超える銘柄「イーサリアムキラー」と言われています。
Solanaの何がすごい?
取引の処理スピードが爆速
ソラナではコンセンサスアルゴリズムにPoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)を採用。
PoHではコンセンサスが不要となるよう設計されているので、スケーラビリティ問題がおこりません。
取引承認に伴うスマートコントラクト処理の高速化、低コスト化がPoHのメリット。
「1秒間の処理できる件数」を比較すると圧倒的なパフォーマンスです。
- BTC; 7件
- ETH; 15件
- SOL; 50,000件
取引手数料が激安
「1回の送金に必要な手数料」の比較がこちら。
- BTC; 15ドル
- ETH; 10-20ドル
- SOL; 0.00005ドル
スマートコントラクトを実装
爆速&激安、さらにスマートコントラクトを実装することで、高速処理が必要となる分散型金融(Defi)の分野での利用拡大が見込まれます。
ステーキングが可能
仮想通貨を一定期間保有することで報酬を得られるのがステーキングです。
銀行の利息や、株の配当に相当するものです。
Solanaの将来性
ソラナプロジェクトと他のプロジェクトとの違いは、他社との競争ではなく共存を目指した点。
ソラナとパートナーシップを組むプロジェクトが増えて、ソラナのエコシステム(経済圏)が拡大しています。
Solanaブロックチェーン上で、多くのプロジェクトが始動。
また計画段階のプロジェクトの中には、有名な仮想通貨取引所やブロックチェーンプラットフォームも含まれています。
今後、それらの取引所やプラットフォームがSolanaブロックチェーンで稼働することで需要が増加すればソル(SOL)の価格上昇につながります。
テザー(USDT)をSolana上で発行
USDTはDeFi(分散型金融)で最も利用されているステーブルコインの1つ。
そのUSDTを発行するテザー社が、従来のイーサリアムに加えて高速ブロックチェーンSolana(SOL)も採用しています。
イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するための対応です。
SushiSwapがSolanaブロックチェーンへ移行
sushiswap(イーサリアムを基盤とした分散型取引所)はsolanaを基盤とする分散型取引所raydiumとの統合を発表しました。
イーサリアムにつきまとう、スケーラビリティ問題による手数料の高騰や処理遅延に対応するためです。
このようにイーサリアムからソラナのブロックチェーンに移行するアプリが出てきています。
DEX(分散型取引所) | ブロックチェーン |
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UniSwap | イーサリアム |
Sushiswap | 〃 |
PancakeSwap | Binance Smart Chain(BSC) |
Raydium | Solana |
STEPNユーザーの増加
「Move to Earn」で今注目を集めるSTEPN。NFTスニーカーを購入するにはSOLが必要です。
STEPNは世界的にユーザー数が急増中なので、それにあわせてSOLの需要も増えています。
Openseaの決済に導入
SOLはNFTマーケットプレイスの最大手Openseaに導入されています。