ゼロからの暗号資産投資 Written by ぴかりん

【初心者向け】仮想通貨はなぜ値上がりするのか?

仮想通貨の仕組み

皆さんの周りを見回してください。仮想通貨に投資をしている人はどれくらいいますか?

おそらくほとんどいないのでは?

「資産の大半は銀行預金」のように資産運用に保守的な人たちは、仮想通貨に次のようなイメージを持っています。

「うさん臭い」「ギャンブルと一緒」

もったいないなあ、と私なんかは思います。投資機会の損失。

さて。皆さんは、今すぐ仮想通貨を買う必要はありません。

汗水垂らして手にした大切なお金なので、投資先はゆっくり判断して決めてください。

ただ時間がたつにしたがって、間違いなく仮想通貨に投資する人は増えていきます。

投資する人が増える(需要が増える)と当然価格は上がる。価格が上がったタイミングで買うと、その分得られる値上がり益は減ってしまいます。

大きな投資リターンを狙うのなら、まだ仮想通貨価格が爆上げする前に購入することをおすすめします。

「でも、仮想通貨ってほんとうに値上がりするの?」という疑問もありますよね。

将来どうなるか..ぶっちゃけ確実なことは誰にもわかりません。

でも今後、仮想通貨が値上がりするだろうと言われている合理的な理由はいくつかあります。

順に解説します。

仮想通貨は国に縛られない

2022年2月にロシアがウクライナに侵攻。

米国や欧州、日本は、その経済制裁として国際送金のプラットフォーム(SWIFT)からロシアを締め出しています。

ロシア人は、自分の資産であっても自由に送金ができない状態です。

このように中央銀行が発行するリアルマネー(米ドルとか日本円とかユーロとかロシアルーブルとか..)は、政治的な思惑で送金を止められる場合があります。

一方で、仮想通貨では政府が移動を制限することはできません。

ビットコインには管理者がいません。ブロックチェーン上のプログラムにしたがって、売り買いや送金が行われているからです。

ロシアや中国のような専制政治が今後伸長してくると、特に富裕層にとってはリアルマネーをリアルマネーのまま持っていることは大きなリスクになります。

仮想通貨の需要が高まることが予想されます。これは需要増にともなって、仮想通貨の価格を押し上げる一因になります。

銀行口座を持つ必要がない

日本に生活している成人なら、みんな銀行口座は持っていますよね。

ところが世界に目を転じると、

  • 中央・南アフリカの80%
  • 中東の67%
  • ラテンアメリカの65%

銀行口座がないので、様々な金融サービスを受けられない人の割合です。

(出典:CASHU)

・お金を振り込んでもらう
・お金を保管しておく
・お金を預けて利子をもらう
・支払いする
・送金する

私たちにとって当然のこういったサービスを受けられないんです。

そもそも低所得者層は銀行の与信に通りません。

ところが仮想通貨なら銀行は不要です。所得ゼロでもスマホ一つで仮想通貨の口座(ウォレット)を持つことができます。

銀行口座を持たない世界の多くの人たちが一足飛びに仮想通貨を使うのようになると、需要の伸びってハンパじゃないです。

国際手数料が格安

メリットを享受できるのはこういった国々の人だけではありません。

日本円を海外に送金すると、えらい高額な手数料(数千円とか)を取られることがあります。

なぜそんなに高いかというと、人間が送金手続きをしているから。さらに間にいくつもの銀行が入る場合があるので、マシマシで手数料が跳ね上がります。

一方で仮想通貨はプログラムで送金するので人件費はゼロ。格安で送金できます。

仮想通貨の値動きが激し過ぎて普段使いが難しいという人向けには、値動きが米ドルなどと一緒のステーブルコインを使うという手もあります。

お金はどこに流れるのか?

様々なマーケット

世界中のお金は、景気の変動や政治など様々な要因でグルグルといろんなモノに姿を変えて回っています。

・好景気で企業が儲かっているときには株式
・不景気になってリスクオフになると希少価値のある金

というように。

こういった株式や商品や為替や債券の市場はもう既に成熟しています。

もう十分成長しきっているので、これから市場規模が数倍になるということはありません。

ところが仮想通貨市場はここ10数年の歴史しかない新しい市場です。

仮想通貨のプラットフォームであるブロックチェーンのうえで走るいろんなサービス
が、次々に生まれています。

その中には、これからの世界のありようを一変させる可能性を秘めたプロジェクトも
あります。

デジタルゴールド

仮想通貨の代表格ビットコインを「デジタルゴールド」と言ったりします。

金と同じで希少性が高いという意味。

人類がこれまでに採掘した金の量は、全部あわせても50mプール3杯分しかありません。

ビットコインの発行枚数は、2,100万枚とプログラムで決まっています。

ここで時価総額(2022年6月21日現在)を比較してみましょう。

  • 金=1,600兆円
  • 仮想通貨合計=120兆円
  • ビットコイン=54兆円

仮想通貨(ビットコイン)には、伸びシロがまだまだあることがわかります。

[Message clipped]  View entire message

Attachments area